こだわりにこだわった注文住宅及び外構

“5年前に念願だった一戸建てを建てることが出来ました。建売住宅と注文住宅の2択で我が家は、迷わず注文住宅を選びました。注文住宅に強いあこがれを小さい頃から抱いていました。なぜなら私の父親は、1級建築士で父自身も、マイホームを注文住宅で建ててました。それに1級建築士の知識を生かし、自分で設計図を描いて、好きなように夢のマイホームを建てました。その姿を見ていることもあり、自分で考えた間取り(外構含む)でマイホームを建てたいと思いました。
私と奥さんがプランを作成し、父に図面を書いてもらい建てた注文住宅になります。外構も私がゼネコン会社に勤めていることもあり、私が外構図を書いて施工を行いました。
注文住宅にするにあたり、一番こだわった事は壁や天井にクロスを一切張らなかったことです。壁と天井に関しては、シナベニヤ板を張り付けて仕上げました。なぜ、クロスを張らなかったというと、クロス張りにすると、最初はきれいですが年月が過ぎると、クロスのジョイントが目立つようになるのが嫌で張りませんでした。それにクロスが傷ついて、張り替えようとすると同じクロスが無い(商品の入れ替えが早い)っていうデメリットがあるためクロスを張るのではなく、シナベニヤを使用することにしました。シナベニヤにしたことで、木の温もりを存分に感じることができますし、とても癒されます。
それと、あこがれだったスキップフロアを中間階(1.5階)を設け、自分の秘密基地的な感じで作成しました。スキップフロアにすることによって、スキップフロアの下を倉庫として使用できる為、作ってよかったなと感じています。収納に関しては、いくらでもあっても困りませんので、作れるスペースがあれば、作っておいて損はないと思います。
奥さんがこだわったところは、やはりキッチン廻りです。注文住宅にするなら大きな食品庫を作りたいと、前々から要望していましたので、希望通り結構大きめな食品庫にしました。案の定、子供も3人生まれ、年々食品庫にストックする量が増えてきて、大きく作ってよかったと感じております。
尚、キッチンのメーカーは「タカラスタンダード」オプションでシンクを大きいやつにしました。家族が増えると、その分食器等も増えるということなのでシンクを大きくしたことは正解だったなと思っています。
外構については、私が外構図を作成しましたがその時の条件として、出来るだけ人工的に作成したいという思いがありました。外構に出来るだけ手入れをどれだけ楽できるかを第一に考えました。外構に芝を敷けば、コスト的に安く済みますが、雑草や芝刈りの手間が大変だと考え人工芝にすることにしました。外構に人工芝にするメリットは、水はけも良く見た目もいい。際にしか雑草が生えず手入れが楽。5年経ちますが、いまだにきれい。デメリットはコストが高い。しかし外構の先行投資だと思って採用しました。
今でも、注文住宅にして本当によかったなと思っています。実際に住んでみて、ここをもう少し変えればよかったなと思う所は、ありますがそれも注文住宅の良さなのかなと思います。可能なら、もう1回注文住宅(外構含む)を建てたいと思ってます。