家づくりにかかるお金をケチらずに用意して、細かい部分にまで独自の工夫を散りばめた外構のある注文住宅にして結果的に正解でした。
家族の中には節約するために外構の工事に大切な資金を使うべきではないと考えている人がいたのですが、私が外構工事の重要性を家族に説得しました。そして、業者に依頼する時に足りなくなる心配が無いように多くのお金を用意しました。
私が外構工事の相談を業者にしようと決心した理由は庭が貧相な家では魅力が半減すると考えたからです。外構工事の失敗は許されないと思っていたので、業者探しには時間と手間を多く使いました。あっさり業者と契約できるとたかをくくっていたのですが、料金面で不満がある業者ばかりで選ぶのに苦労をしました。
なんとか予算内で請け負ってくれる業者を呼んで外構工事に取り掛かったのですが、出来上がるまでは不安がありました。ただ、外構工事がスタートする前に一度だけでなく何度も打ち合わせをして私の要望を伝えていたので想像と大きく違ったデザインの外構にはならないだろうと安心はしていました。
私と家族のお気に入りの外構の特徴は適度な高さの塀です。私は庭で考え事をしたり可愛いペットと思いっきり触れ合いたかったのにでプライバシーを重視した外構にしました。ただ、少し後悔したのが自慢の車用の駐車場のスペースが想像していたよりも狭くて車を入れにくかったことです。
外構の工事の計画を私一人だけで進めるのは嫌だったので、どんな造りの外構のある注文住宅に住みたいのかについて家族から聞き取りを何日もしました。家族はごちゃごちゃした外構にはしたくないとリクエストしていました。そのため、なるべく余計な物がないような外構を造るプランの作成に徹することを話し合って決めました。
外構には何が必要で何がいらないのかを相談するために休日に家族全員が集合する機会がかなり増えました。その結果、以前よりも家族の一体感が出てきた気がしたのでので注文住宅には外構の工事が欠かせないことが身にしみて分かりました。