注文住宅の外構生垣のメリット・デメリット

外構とは、塀・フェンス、カポート、車庫など、居住する建物の外の構造物のことです。

プライバシーに配慮した注文住宅を建てるためには、塀やフェンスが欠かせません。

さまざまな種類の塀・フェンスがありますが、ここでは生垣のメリットとデメリットを紹介します。

●メリット

・目隠し

コンクリートやアルミなどの塀・フェンスと同様に、生垣には目隠しをする役割があります。外から庭や住宅内部をみられることがなく、プライバシーの保護に役立ちます。

外から見えないようにするためには、1.5~1.8mほどの高さが必要です。これよりも高いと圧迫感があったり、日差しが遮られてしまったりします。逆に低すぎるとプライバシーを保護する働きが低くなります。

・四季の移り変わりを楽しめる

花が咲く植物なら四季の移り変わりを感じることができます。開花時期になると生垣一面に花が咲き、彩りを与えてくれることでしょう。

ガーデニング好きの方なら、植物を育てる楽しみを得られます。

・防風

塀のようなすき間がない構造物に比べると機能は劣りますが、防風の役割を果たしてくれます。風で砂埃が舞うといったことをある程度は防げます。

・防音

家の中の会話やテレビの音などが外に聞こえにくくなり、外からの音が住宅内部に聞こえにくくなります。

●デメリット

・手入れが必要

植物は成長をするので手入れが必要です。成長をして枝が伸びてきたら剪定が必要で、日差しが強く土が乾いてしまったときには水やりが必要です。

面倒だからと手入れを放置していると、道路側に枝が伸びてしまって通行者や車が通るときに妨げになります。また、外観がよくありません。

自分で手入れができない場合は庭師などに頼む必要があり、そのための費用がかかります。

・虫がやってくる

虫がやってくる可能性があります。虫嫌いな場合は、虫よけのための薬を撒いておく必要があります。

生垣はプライバシーの保護、防風、防音などの役割がある外構です。注文住宅を建てる際に取り入れてみてはどうですか。