カポート、車庫、塀など外構にはさまざまなものがありますが、家の顔となる重要な外構が門柱です。注文住宅はデザインや大きさなどを自由に選べるメリットがあります、自由だからこそどれを選ぼうか迷ってしまうことでしょう。
門柱を選ぶときには、気をつけたいポイントがいくつかあります。
●土地面積に注意
30~40坪の土地面積に門柱を建てようとすると、その分アプローチを削らなければならなくなります。アプローチを広く取りたいので、門柱を建てない家庭もあるようです。
狭い土地に門柱を建てるなら、ポストと表札をメインにした薄型のものがおすすめです。
●2人通れるスペースを確保
門柱とは、家の両サイドに建つ2本の柱のことです。間口が広い家の場合、門柱を建てることで防犯性が高まります。
しかし、防犯性を重視しすぎると人が通りにくくなってしまいます。これでは、大きな荷物の出し入れの際に不便を感じます。2人が余裕を持って通れる広さを確保しておきましょう。
●周囲とのバランスに配慮
アプローチや外壁とのバランスは整っているでしょうか。門柱ばかりが立派になっていませんか。
外から見たときに美しい注文住宅にするためには、全体のバランスを考えることが大切です。メインとなる色や素材をそろえると統一感が生まれます。
●インターホンの設置位置
使いやすいインターホンの設置位置は、地面からの高さが120~130cmほどです。カメラ付きのインターホンの場合は、逆光で訪問者の顔が見えないということがないように設置場所を考えましょう。
●ポストの位置
玄関のそばまで入ってきて欲しくないからと、門柱にポストを設置するケースが多いようです。しかし、玄関から門柱まで距離があると雨が強い日には郵便物を取りに行くだけでずぶぬれになってしまいます。
また、門柱にポストを設置する場合は、中身をみられたり、いたずらされたりする可能性があるので、必ず施錠できるようにしましょう。