注文住宅は駐車スペースも考慮しよう

注文住宅は同じ一戸建て住宅である建売住宅と違って、設計段階から依頼者が関わることが出来るという利点があります。

家族構成や職業、ライフスタイルは、人ぞれぞれに違いがあるので、画一的な設計である建売住宅よりも注文住宅の方が暮らしやすい家を創っていくことが出来るでしょう。

また、建売住宅にはない独自の仕様などを設計に取り入れることが出来るので、個性的な家を建てることもできます。

住宅の仕様やプランニングだけではなく、外構工事なども一緒に依頼することが出来るので、エクステリアプランと統一感がある家にすることが出来るでしょう。

注文住宅の外構工事は最終的な段階になるので、打ち合わせの時期も後の方になることが多いですが、最後まで真剣に取り組んでいったので、満足できるエクステリアを造ることが出来ました。

外構のデザインでは、敷地周辺の塀の仕様やカーポートの仕様、植栽の配置などを計画していくことになります。

敷地面積が十分に広く確保することができれば、エクステリア計画にいろいろなものを盛り込んでいくことができます。

カーポートの設計では、実際に自動車を駐車することを考えて大きさを考えることがとても重要となります。

図面上では十分な大きさを確保できていると感じていても、実際には駐車しにくくなってしまうことがあるので、きちんとシミュレーションをしておくと良いです。

敷地の中だけを見るのではなく、道路は周囲の塀の配置などを考慮して計画を進めることが重要となります。

自宅は少し見通しが悪かったので、ミラーなどを配置するなどの工夫をして、車の出し入れをしやすいようにしました。

駐車台数が1台ではなく複数台の場合には、カーポートの配置計画次第では、駐車が不便になってしまうこともあります。

カーポートの屋根の仕様にも工夫をすることが必要であり、あまり弱い屋根を採用してしまうと、雪などが降った時に穴が開いてしまうことがあります。

自宅の設計の際には、積雪に配慮した設計としていたので、大雪が降った時でも問題は発生しませんでした。