注文住宅の外構-塀に使われる素材-

注文住宅を建てる際には、家の内部のことだけでなく外構もしっかり考えておくことが重要です。よく考えておかないと、塀を設置するスペースがないということになりかねません。

塀といってもさまざまな素材が使用されます。それぞれの特徴を知って、素敵な外構を作ってみましょう。

●コンクリートブロック塀

コンクリートのブロックを積み上げた塀です。

コンクリートは耐火性と耐久性に優れた素材です。また、施工しやすく安価な傾向があります。

コンクリートブロックに模様が施されているものは化粧ブロックと呼ばれています。さまざまな模様があり、どのような模様を選ぶのかによって住宅の雰囲気が変わります。

●コンクリート塀

コンクリートブロック塀は、レンガのようにコンクリートブロックを積み上げて作りますが、コンクリート塀は一枚の板のようになっています。コンクリートブロック塀に比べて強度が高い特徴があります。

●吹付仕上げ塀

コンクリート塀の表面にモルタルを吹き付けたものです。吹き付ける塗料の色や方法によって雰囲気が変わります。住宅のイメージにあわせて色を選ぶとよいでしょう。

●レンガ塀

レンガを積み上げて作った塀です。レンガの作り方には、焼成レンガと日干しレンガの2種類があります。色や表面の滑らかさなども種類が豊富で、住宅の雰囲気にあわせて選べます。また、レンガの積み重ね方もいろいろとあり、曲線を描くことも可能です。

●タイル貼りの塀

タイルは種類が豊富です。さまざまな色から選ぶことができます。

●天然石張りの塀

天然石の高級感があります。しかし、希少価値の高い天然石を使うと価格が高くなります。また、石材の種類によって耐久性に劣ることがあります。

●天然石積みの塀

天然石張りの塀はコンクリートなどで作った塀に天然石を貼りつけたものですが、天然石積みの塀はレンガのように積み上げたものです。天然石の温かみを感じられます。

さまざまな素材があるので注文住宅を建てる際にはよく検討してみてください。