注文住宅を建てる時は、外構にも気を配る必要があります。
外構があれば、雑草などで隣家とトラブルになる事はありませんし防犯も強化できます。
ですが、外構工事は思うようにいかないとも言われています。満足できる外構を実現する為には、事前にある程度の準備をしておく事も大切です。
注文住宅でよくある悩みのなかに、外構のイメージが違うというものがあります。
その理由は、細かい打ち合わせをしていないところにあります。
外構をお願いした場合、色や素材、デザインを完成図で確認する事が多々あります。
イラストやCGでの完成図というのは、完璧ではありません。
実際の色や材質が、若干異なる事はよくあります。
打ち合わせの時に、単にイメージではなくサンプルを見せてもらうようにお願いしましょう。
特に素材は、写真やイメージ画像ではわからない部分がたくさんあります。
実際に、自分の手で触って確かめるようにしましょう。
そもそも、どんな色な素材の外構がいいかわからないという人もいます。
塀や門、更にフェンスと外構の種類は様々です。
どれにしたらいいのかわからない時には、注文住宅の先輩を参考にするといいでしょう。
注文住宅でどのような外構が作られているのかを、実際に見てみると判断しやすいです。
家全体を囲うようなクローズド外構がいいのか、それとも一部だけを目隠しにしたセミクローズド外構がいいのか実際の注文住宅を見ればわかりやすくなります。
そして、注文住宅で外構を頼む場合には選ぶ業者にも注意が必要です。
外構というのは、ちょっとした事でもヒビが入ってしまったり、フェンスが歪んでしまったりと些細なトラブルに発展しがちです。
その時に、アフターフォローしてもらえないとかなりの出費に繋がってしまいます。
必ず、アフターフォローを行っているかどうか確認しておきましょう。
注文住宅を建てる際に、外構も同じ業者でなければ駄目なのではと考える人もいます。
しかし、そんな事はありません。外構工事を依頼するのは、別の業者でもいいのです。
外構を専門としている業者なら、扱っている素材も多いですし、詳しい相談にも乗ってくれます。
注文住宅を建てる際に、外構は違う業者に依頼したいと事前に言っておけば後でトラブルに発展する事もありません。
注文住宅では、外構の事はついつい後回しという人もいるでしょう。
ですが、理想の注文住宅を建てる為には外構の存在が欠かせない事を知っておくのも大切です。